独立して働くフリーランスエンジニアは、段々増えつつあります。
かつては、企業に雇われるサラリーマンの働き方が一般的でしたが、働き方改革により、サラリーマン以外の選択肢も候補に挙がるようになりました。
毎朝満員電車に乗って出社し、遅い時間まで仕事を続ける、これらは日本でよく見られる光景です。
しかし、このような負担の大きい働き方に否定的な人は多く、働き方改革をきっかけとして、独立を志すエンジニアは増えました。

もっとも、フリーランスエンジニアの働き方を選ぶ場合、会社員時代より収入が下がることも十分にあり得ます。
安定感のある会社員と比べると、フリーランスはややリスキーですが、それでも以前と比べれば仕事を見つけやすくなり、フリーランスの収入面でのデメリットはだいぶ解消されました。
働き方改革が進められたことで大きな注目を集めたのが、仕事を依頼したいクライアントと、仕事を探したい労働者を結びつけるクラウドソーシングです。
エンジニアを対象としているクラウドソーシングも多く、自宅にいながら簡単に案件を探せるようになりました。
そのため、ツテなどが全くない状態であっても、エンジニアがクライアントを探すことは比較的容易です。

たとえサラリーマン以外の働き方に憧れがあっても、独立後に生活していくのが難しいのであれば、独立する人は増えません。
しかし、今はエンジニアが個人で仕事を見つけ、生活していくことも十分可能なので、サラリーマンという生き方にこだわらず、独立を選択する人も増えてきたというわけです。